速く、重く、いつでもつながる

若い子の人間関係に思いを馳せてみている。
ネットの通信速度やデータ量が増すのに比例して、若い子たちのコミュニケーションも、24時間つながってる上に速くて重たいものになっていってる気がする。属してないから見えないけど。

AIに聞いたらその辺のことを「逃げられない教室の24時間化」って言ってて、「うへえ」ってなった。私は学生時代ほんっとに学校にいる人たちがダメで。他人にあんまり興味が持てなかったし、私も全てにおいて成績が悪いうえにコミュ力もない生徒だったんですよね。
なので当時始まったばかりだったSNSですらうまく扱えなかった私に、現代のSNSはより厄介なものに思えて。

でも親である以上、今の子達を取り囲んでる環境や本人が感じてる感覚を理解しておいた方がいい気がするし、うまい付き合い方みたいなのを(自分が若い頃できてなかったから引け目はあるものの)、知りたいなと思ってて。

いろいろAIに疑問をぶつけてみたけど、結局SNSをどう扱うかというよりは、「教室がすべてだと思わないでいい」って言える環境を整えるのが親にできることなのかなあと思い始めましたね。
たとえ教室が24時間化しても、そこは今も昔も変わってないというか。

私は学校に居場所がなくて、塾も頭悪いから居場所なくて。他に居場所があればアイデンティティを保てたのかもなあって。

何かの本でサードプレイスについて知ったのですが、これが関連ありそう。
職場と家以外の居場所のことを指すんですけど、サードプレイスでは「弱いつながり」が産まれるんですよね。顔見知り程度の。でもその顔見知りがもたらすものって大きくて、たとえば転職先とか、結婚相手とかが、「弱いつながり」経由で見つかったりする。

その本では大人に限定した話だったけれど、子供にこそサードプレイスって必要なんじゃないかなって。
子供って、自立してないから責任も取れないしお金も持ってないから、健全なサードプレイスが作れるかって親がどれくらいお金と選択肢を持ってて子を自由にさせてくれるかにかかってるなあと。

いろいろ選択肢はあるよね、親のコミュニティに参加させたり、子自身の興味があるカテゴリのコミュニティを探したり、地域に根差した活動に参加したり、逆に海外の人とオンラインでつながったり。

そういうものをいくつか持っているといいんだろうな。私が塞いでた高校生時代は、学校と塾だけだったからなあ。できればネット上ではなくリアルに「行く場所」があるのがいいと思うな。そこへの「移動」とか、「家じゃない場所に居られる」ことも大事だから。

どれだけ同世代のコミュニケーションが速く重くいつでもつながるものになろうと、「そこだけ」にならないようにするべきだって伝えていきたいですね。