トイトレの遅れと成人年齢の引き下げ

今日も2歳のおむつ替えをこなした。いつまでやるんだこれと思って調べたところ、3歳の半数がトイレでうんちができるようになるらしい。
5歳くらいまでおむつでうんちする可能性も全然ありそう。先が長い。「毎日長男の衛生管理をしていて偉い」と自分を褒めながらやっていきたい。

トイレでうんちをする年齢については、ベネッセ教育総合研究所のアンケートを参照したのだが、これがおもしろいアンケートで、1995,2000,2005,2010と同じ質問を20年に渡り、同年齢の子がいる別の家庭にアンケートしていた。
そしてその中で、トイトレをはじめ、子供ができることが減っているのが明らかになっていた。
お箸が使えるようになった年齢、おむつが外れた年齢、人に挨拶ができるようになった年齢が、どんどん遅くなっているのだ。
共働きが増え、子供にチャレンジさせる時間的な余裕が減っているのが原因だという。ほんとうだろうか。園で過ごす時間が長いと、大人がつきっきりで見てくれる時間も減って、自分でやらなければならないことも増えそうな気がするが。失敗中に適切なアドバイスをくれて伴走してくれる大人がいないということだろうか。シンプルに怒鳴りつけるような厳しい大人が減って、子供が焦ることなく成長できているという意味な気もする。

0才から6才の教育その一点で見れば、ゆっくり成長することの是非は決めがたい。
ただ、成人年齢が低くなってしまったことを考えると、子供たちにとって良くないことが多いと思う。
やっとおむつが外れたと思ったら、もう選挙で国の行末を自分の責任で決めねばならない。(かなり端折ったが)。
寿命が伸びたのに合わせて、子供時代も伸びていいのではないかと思う。

もしくは、成人したから成熟したとは思わないでいいのかもしれない。18才で働いている人は少数派で、多くが学びの途中にある。初婚年齢も初めて子を産む年齢もどんどん遅くなっている。
存分に学び、個々のペースで大人になっていってほしい。

いうてアラフォーで子が二人いる私も、成熟しているかと言われれば全然で。未熟も未熟だ。私のペースで熟していきたい。