5 夫にキレる

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第五話 夫に切れる
※画像が正しく読み込めなかった方用
以下に続く文章は本ページに掲載されている漫画の内容をテキスト化したものです。検索エンジンによる正確な認識や、読み上げ機能の利用を目的としています。あらかじめご了承ください。

一ページ目
心臓の異常が指摘される前の予定はこうだった
わたし、長男、次男:産後2ヶ月位九州の実家
夫:家で一人
しかし里帰りはおそらく中止、次男もすぐには退院できないとなると…
次男:?ヶ月NICU
わたし:?ヶ月NICUに毎日お世話しに行く
長男:?
夫:?
おしお:長男を保育園に入れる…?毎日の送迎はだれがやるんだ…?私か…?いや、まずは私が無理しないようにって思ってたんだった。とりあえず夫に長めに育休取ってもらおう…。
夫は義実家の両親と共に自営業をやっている。思っていたのと全く違い融通がきかず、中々な社畜っぷりだったが、子が心臓病ともなれば義両親に掛けって多少の融通はつけられるのでは。
おしお:と思ってるんだけど。育休取ってくれる?

二ページ目
夫:自分で頼めば?
この瞬間の私の脳内
妖刀「自分で頼めば」がおしおの胸に突き刺さり、怒りがマグマのように流れ出る
サァ(血の気の引く音)
おしお:自分で頼めば…?育休は私が取るんじゃないんだが。私のために取ると思ってるのか?つまり私が育児も看病もするのが当然だと思ってるのか?お前は一体誰だ!!

三ページ目
おしお:なんで私が?父親は誰?
夫:ゆーてはみるけど確実に取れるかは分からん
おしお:逃げようとしてる。最初は仕方ない。けどあれから3日経っても、夫は何も言わない。不安も、希望も。協力する気も、背負う気もないんだ。だから「自分で頼めば」なんて言える。

LINE:「自分で頼めば」って言いましたね。~以下おしおおにぎり怒りのデス長文LINE~
(夫は別室)
翌朝
夫:ごめんなさい
いつもこの一言で終わり。反省しない。改善しない。もしかしたら、本当に障害のある子が産まれたら、この人は逃げるのかもしれない。
そしてこの日、長男が吐いた。

あらすじ
次男の心臓病発覚により、楽しみにしていた里帰りは中止となり、今後の育児・看病計画が崩壊します。おしおは、長男の世話と次男の看病を両立するため、自営業の夫に長期の育児休業取得を相談します。
しかし夫から「自分で頼めば?」という無責任な返答が返ってきたため、おしおは激怒。「育休は私のためではない、父親としての自覚がないのか」と夫を追及し、怒りの長文LINEを送ります。
翌朝、夫は「ごめんなさい」の一言で終わらせ、反省や改善の姿勢を見せません。おしおは夫が現実から逃げていると感じ、将来への不安を募らせます。そしてこの日、さらに長男が体調を崩すという事態が発生します。