はっぴーすぎる

昨日宣言した通り、今日は自分のためだけに疲れ果てるほど遊んだ。
とは言っても、朝は8時すぎに起きて、11時くらいまでぼーっとしていた。普段はこんな風にぼーっと過ごしていても特に何も思わなかったが、今日の朝はわくわくどきどきそわそわして仕方なかった。

自分をお嬢様扱いして、自分自身が執事として歓待する。自分が何を望み何がしたいのかは一番良く分かっているから、本当にやりたいことを全力で出来るのがとても嬉しい。例え執事としての私の体調が万全ではないとしても。

わざわざ電車を乗り換えてイオンモールへ向かう。
乗り換えに失敗して、屋外で10分ほど待たねばならず、寒風に吹かれているうちに少し気分が落ちてしまった。だが、お嬢様のわたしは執事のわたしに優しい。これくらいなんでもないわ、と気を取り直して到着した電車に乗り込む。

イオンモールに着いたら昼前だったのでそのままフードコートへ。平日なので空いている。目当ては昨日ウェブで調べておいた出汁茶漬けだ。鯛茶漬けにした。ごまだれで漬けてある鯛の刺身が美味しい。

横にはやけにきちんとした格好をした四人家族が座っていた。子供は中高生か。結婚式か何かか?と思いながらサッと食事を済ませて、いざ買い物へ。

入園式用のセレモニー服を買った。もう少し細く見えるはずだったんだがな、と思いながらも、試着してだらしなくは見えない程度の服が買えたので及第点だ。

午後はもう一つ用事があった。三月中に申し込んだファミサポさんとの顔合わせだ。徹底的に私を甘やかすためにがんばっているぞ、わたし。

最寄り駅まで戻ってきたが時間が少し早く、駅前の本屋と雑貨屋に寄り道。前飲んで美味しかった黒豆きなこラテと、こちらは初めての棒ほうじ茶ラテ、グルテンフリーの少し高いチョコ菓子を買い込み、顔合わせへ。

ファミサポさんは人の良さそうな方で、経験も環境も十分良かったので頼むことにした。ありがたいことに週二回預けられそうだ。ようやく自分時間を確保することが出来て、ああ、本当に長かったなと、やっと、次男の病気が分かってからずっと背負い続けていた重荷を降ろせる気持ちになって、はあーと息を吐いた。

長男が帰ってくるまでもう少しある。雑貨屋に戻って、服と日用品も買った。次男を連れ回しての買い物はとても疲れたが、紙袋だらけになって帰る多幸感のおかげで、足腰の疲れさえも私を笑顔にする。

買ってすぐ壊れてしまった鞄のチャックの引き手もポストに届いていた。やりたかったことや困っていたことが何個も解消できて、来月の休みも確保して、達成感でいっぱいの今日だ。

明日は土曜だが夫が深夜まで帰らないのでワンオペなのだが、そんなことは構わずに今日は自分のために疲れ果てることが出来た。自分のために無茶して良かった。明日は適当にサボりつつ子供の相手するぞ。

伏線張っといて書き忘れた。今日は色んなところで卒業式があったらしい。フードコートの家族もそうだったんだろう。
昨今の女子高生は卒業式の時、普段の制服にティアラをし、パールを髪に編み入れて、DIORの小さな紙袋とピンクのキラキラハートの風船と花束を持っているのが最先端らしい。
制服を着たお姫様みたいな子たちがいっぱいいて面白かった。

親御さんは着物の方も往来で見かけて、華やかだなと思った。
素朴に学校から配布されたブローチをつけているだけの男子高校生たちに息子たちを重ねてしまい、すれ違う一人一人に心の中で門出を祝う言葉を贈りながら帰ってきた。
なんともめでたい日だった。