前回の続きの話。
少し予定がずれ込んで空白が出来たので、初心に帰ろうかと、なぜ漫画を描くことにしたのかを振り返ってみています。
なぜ色々ある創作物の中で漫画を選んだかというと、一番読まれやすそうだからでした。
入門にはまず漫画が手っ取り早い。もっと軽いテーマならショート動画とかでもいいのでしょうが、そこまで行くと「心臓病」というテーマに対して軽すぎる。
私が次男の病気について調べた時も、まず「心臓病 赤ちゃん 漫画」で調べました。
が、求めていたものがなかった。「中絶できない時期に子供の病気が分かって…」みたいな話が読みたかったのだけど。
私はその後アメブロを読み漁ることになるのですが、ブログは読むのに時間かかるんですよね。たいてい日記形式で、細かい情報や愚痴も多く、要約されることもあまりない。
私は当事者ですので、どんな僅かな情報でも有難く、しゃぶり尽くすかのごとく読んでは涙と鼻水まみれになっていました。知識もたくさんついて、産んだ後の生活が実感を持って想像できて本当に助かった。
けれど当事者でない人たちが、短い時間で肝心な情報を得て、希望を見出すまでの追体験をするには文章では長くなりすぎる。どれだけ読者が暇だとしても、一晩あれば読めるようなボリュームでないといけない。
当事者にしても、一晩でそれだけの情報が得られたら効率が良く、有益だろうなと。
かくして私は漫画を描くことにしたのでした。
いや、漫画、難しい。
要約しつつ、情報と感情を余すことなく伝えるのがこんなに難しいとは。
今描いている部分のネームは一話単位で伝えている「情報」と「感情」が何なのかを考えながら描いています。
まあそもそも画力ないのですが…。
問題から逃げすぎてずっとネームばっかりしているけど、逃げれば逃げるほど重くのしかかって来る気がするなあ。
地道なスケッチ練習は続けてるんですけどね。
今日は育児の合間にぷつぷつと、ジェミニとも話しつつ書いたので、話がまとまっているかちょっと不安ですが。文字数も目安に足りてませんが、まあいいことにします。ではまた。

