ジャーナルをはじめたのと同じ時期から運動、食事、睡眠の改善に取り組んでいるのですが、昨日から風邪をひいています。
こういう出鼻をくじくような出来事があると、ほんとうに凹みます。生活改善に努めているのは心身ともに健康でいたいからなのに。何がいけなかったというのか…。外出もしてなくて、健康な時もマスクして、コロナ禍同等の自粛生活を送ってるのに…。どっから来たのよ、今私の喉にいるあなたは…。
九月頭には同じような経緯でインフルエンザになっています。家族の中で私だけ。九月頭て!引きこもりなのに!裸で雪原に放り投げられても風邪ひかない体になりたい。
なっちゃったものは仕方ないので、今日は療養に専念しました。漫画描くのもやめて、ヨガも軽めにして、寝て過ごす。さいわい次男も一緒に寝てくれました。昨日からがっつり風邪薬を飲んでいるのですが、喉のコはまだいます。
こういう時は「今ここ」に集中しすぎるのも良くない気がします。だって今が辛いからね。少し先の自分にやりたかったことを託して、今できることをする。まあつまり諦めて薬飲んで寝るしかないんですけど。
いやでも寝てばかりもあれだから、こういう時こそ、エッセイ読んだり、歌詞を見ながら歌を聴いたりするのもいいかもなあ。
ということで善は急げ、星野源の「いのちの車窓から」を購入して読み始めた。まだ数編しか読んでいないが、くも膜下出血後からの連載をまとめたもののようだ、「手術後の見方が変わった自分」「療養中の心細さ」「人が好きなのに寂しかった小さい頃の自分と現在」…。すでにしみじみと「いいものを読んだ」感がすごい。
あとすごく「転調」したのを感じる。彼が歌手だからってあまりこじつけたくはないのだけど、同じ回の中で話題がポンと飛んで、忘れた頃に最初のテーマに絡めたり、戻ってきたりが、とても上手。
漫画や文章を書いている私にとってもいい先生になるなと思う。
あまり一人の人に傾倒したくないなと思ってエッセイを手に取るのを躊躇っていたのだけど、芸能人のエッセイには、ほかの著名人もたくさん出てきて、その人たちがまた魅力的なのがいいな。ハマ・オカモトさん、笑福亭鶴瓶さん、中村勘三郎さんなんかが出てくる。
無名のタクシードライバーや通行人なんかを登場したりもしていて、星野源さんがほんとに人が好きなんだなあと感じる。
感想文は文字数が稼げていいな…(このジャーナルは1000文字くらいを目安にしている)
私も引きこもりの割には人好きなのだが、今のところ人と会うことは禁忌なのでジャーナルの登場人物が私と次男になってしまうね。けど書いてるテーマは源さんと近しいものがある気がするなあ。続きが楽しみだ。

